住宅ローン返済シミュレーター|無料オンライン計算機【ndsoft】
住宅ローン返済シミュレーター
住宅ローンの返済額・利息負担・総支払額を計算します。元利均等方式と元金均等方式を比較し、最適な返済プランを検討できます。
計算機
出典
この計算機の計算式は、以下の公式情報に基づいています:
- 住宅金融支援機構「住宅ローンの返済方法」: 住宅金融支援機構公式サイト
- 日本銀行「ローン計算の基礎」: 金融計算の標準手法
計算式
元利均等方式
毎月の返済額が一定になる方式です。
月利率 = 年利率 ÷ 12 ÷ 100
返済回数 = 借入期間(年) × 12
毎月返済額 = 借入金額 × 月利率 × (1 + 月利率)^返済回数 ÷ ((1 + 月利率)^返済回数 - 1)
総返済額 = 毎月返済額 × 返済回数 + ボーナス返済額 × 借入期間 × 2
総利息額 = 総返済額 - 借入金額
元金均等方式
毎月の元金返済額が一定になる方式です。
月々の元金返済額 = 借入金額 ÷ 返済回数
初回利息額 = 借入金額 × 月利率
初回返済額 = 月々の元金返済額 + 初回利息額
総利息額 = 借入金額 × 月利率 × (返済回数 + 1) ÷ 2
総返済額 = 借入金額 + 総利息額 + ボーナス返済額 × 借入期間 × 2
返済方式の比較
元利均等方式のメリット・デメリット
メリット
- 毎月の返済額が一定で家計管理がしやすい
- 初期の返済負担が元金均等より軽い
- 金融機関で最も一般的な方式
デメリット
- 総利息額が元金均等より多くなる
- 初期は利息の割合が高く元金が減りにくい
元金均等方式のメリット・デメリット
メリット
- 総利息額を抑えられる(元利均等より約5-10%少ない)
- 元金が着実に減っていく
- 返済が進むほど月々の負担が軽くなる
デメリット
- 初期の返済額が高い(収入審査が厳しい)
- 返済額が変動するため家計管理に注意が必要
- 取り扱う金融機関が限られる
計算例
条件: 借入3,000万円、35年、年利1.5%、ボーナス返済なし
元利均等方式
- 毎月返済額: 91,855円
- 総返済額: 38,579,007円
- 総利息額: 8,579,007円
元金均等方式
- 初回返済額: 108,929円
- 最終返済額: 71,577円
- 総返済額: 37,876,786円
- 総利息額: 7,876,786円
利息差額: 702,221円(元金均等の方が約70万円お得)
関連ツール
- 住宅ローン諸費用計算機 - ローン契約時の初期費用を計算
- 住宅ローン控除計算機 - 住宅ローン控除の還付額を計算
- 不動産取得時の諸経費計算機 - 不動産購入時の総費用を計算